BluePrint -ひみつどうぐ-

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PS4、SSHD交換

2016/04/27

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実はだいぶ前に交換用にSSHDを買ってあったのだが、交換する暇がなくそのままになっていた。ちょうどいい機会があったので交換作業をしてみた。

SSHDとは

簡単に言うと大容量HDDに、高速に読み出し可能な小容量のSSDをくっつけたもの。しょっちゅう読み書きするものは自動的にSSD側に記録されるので、体感的に早くなるはず。PS4での効果はどれぐらいあるか未知数だけど試してみたい。

今回はウェスタンデジタルの1TBのSSHDを選んだ。

 

 

 

USBメモリは何でも大丈夫だと思うけど、32GBぐらいはあったほうがいい。アプリケーションのデータはあとからDLし直せたりディスクからインストールできたりするものが多いので、ライブラリーから確認しながら削除していけば10GBぐらいまでは減らせそうだけど。

システムソフトウェアのダウンロード

新品のSSDHDにはPS4システムが入ってないので、システムファイルをUSBメモリに保存しておく。

PlayStation®4システムソフトウェア アップデート | プレイステーション® オフィシャルサイト

上記のサイトの「アップデート(システムソフトウェアを再インストール)」を選び、「アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード」という部分をクリックしてファイル(PS4UPDATE.PUP)をPCにダウンロード。

次に、USBメモリにPS4/UPDATEというフォルダを作り、そこにPS4UPDATE.PUPを保存する。

古いHDDのバックアップ

※今回の記事ではPS4のシステムソフトウェアは3.50

まずは古いHDDからデータをバックアップ。

PlayStation®4 内蔵 HDDデータのバックアップ・復元をする方法は? | PlayStation.com

ソニーのサイトにばっちり書いてある。

[設定][システム][バックアップ/復元][PS4をバックアップする]でOK。

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(メインのほかに息子のアカウント2つも同時に保存されていたので、アカウントごとにバックアップする必要はなさそう)

ただし、トロフィー情報はバックアップされないので、アカウントごとに[トロフィー]を開いてネットワークと同期しておくこと(ただしSENアカウントに紐づけておく必要がある…メアドが必要)。

PS4からHDDを取り出し、新しいものに交換する

これはこの動画を見れば一目瞭然。英語だけどw

HDD取り出し前には[電源オプション][PS4の電源を切る]から確実に電源を切らないとHDDが危ない。

SSHDにシステムファイルをインストール

アップデートファイルが入っているUSBメモリを接続、電源は切れている状態なので、電源ボタンを7秒以上押し続ける。

セーフモードで立ち上がるのでPS4を初期化(システムインストール)を行う。

バックアップを復元する

システムファイルがインストールされると、PS4が初期状態で起動する。

ここにバックアップが入っているUSBメモリからデータを復元する。

[設定][システム][バックアップ/復元][PS4を復元する]でOK。

しばらく処理が行われて、復元された状態で再起動してくる。完了。

SSHDの効果は…

PCほどじゃないにせよ、キャッシュが効いてくれるのでは…と期待して計測。

  • スタンバイからの起動(Playstationにようこそまで)…11.7秒→11.7秒
    変化なし…
  • DLソフトのNeed for Speed(ムービーまで)…15.7秒→13.9秒、12.4秒
    微妙に早くなってる。2回目計測のほうが少し早い。
  • ディスクのJust Cause3(スクエニロゴまで)…21.4秒→19.2秒、18.9秒
    同じく少しづつ早くなっている。
  • Just Cause3でファストトラベル試験1…23.5秒→20.3秒、19.1秒
  • Just Cause3でファストトラベル試験2…25.6秒→19.7秒、17.9秒

…んー、「早くなった!」という実感はあんまりないけど、計測すると確かに早い。

個人的にはPS4ではSSHDの効果はあんまりないな、と感じる。大容量HDDでいいかも。