PS4、SSHD交換
2016/04/27
実はだいぶ前に交換用にSSHDを買ってあったのだが、交換する暇がなくそのままになっていた。ちょうどいい機会があったので交換作業をしてみた。
SSHDとは
簡単に言うと大容量HDDに、高速に読み出し可能な小容量のSSDをくっつけたもの。しょっちゅう読み書きするものは自動的にSSD側に記録されるので、体感的に早くなるはず。PS4での効果はどれぐらいあるか未知数だけど試してみたい。
WD SSHD 内蔵ハードディスク 2.5インチ 1TB Blue WD10J31X / 8GB MLC / SATA 6Gb/s / 3年保証
- 出版社/メーカー: Western Digital
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: Personal Computers
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USBメモリは何でも大丈夫だと思うけど、32GBぐらいはあったほうがいい。アプリケーションのデータはあとからDLし直せたりディスクからインストールできたりするものが多いので、ライブラリーから確認しながら削除していけば10GBぐらいまでは減らせそうだけど。
システムソフトウェアのダウンロード
新品のSSDHDにはPS4システムが入ってないので、システムファイルをUSBメモリに保存しておく。
PlayStation®4システムソフトウェア アップデート | プレイステーション® オフィシャルサイト
上記のサイトの「アップデート(システムソフトウェアを再インストール)」を選び、「アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード」という部分をクリックしてファイル(PS4UPDATE.PUP)をPCにダウンロード。
次に、USBメモリにPS4/UPDATEというフォルダを作り、そこにPS4UPDATE.PUPを保存する。
古いHDDのバックアップ
※今回の記事ではPS4のシステムソフトウェアは3.50
まずは古いHDDからデータをバックアップ。
PlayStation®4 内蔵 HDDデータのバックアップ・復元をする方法は? | PlayStation.com
ソニーのサイトにばっちり書いてある。
[設定][システム][バックアップ/復元][PS4をバックアップする]でOK。
(メインのほかに息子のアカウント2つも同時に保存されていたので、アカウントごとにバックアップする必要はなさそう)
ただし、トロフィー情報はバックアップされないので、アカウントごとに[トロフィー]を開いてネットワークと同期しておくこと(ただしSENアカウントに紐づけておく必要がある…メアドが必要)。
PS4からHDDを取り出し、新しいものに交換する
これはこの動画を見れば一目瞭然。英語だけどw
HDD取り出し前には[電源オプション][PS4の電源を切る]から確実に電源を切らないとHDDが危ない。
SSHDにシステムファイルをインストール
アップデートファイルが入っているUSBメモリを接続、電源は切れている状態なので、電源ボタンを7秒以上押し続ける。
セーフモードで立ち上がるのでPS4を初期化(システムインストール)を行う。
バックアップを復元する
システムファイルがインストールされると、PS4が初期状態で起動する。
ここにバックアップが入っているUSBメモリからデータを復元する。
[設定][システム][バックアップ/復元][PS4を復元する]でOK。
しばらく処理が行われて、復元された状態で再起動してくる。完了。
SSHDの効果は…
PCほどじゃないにせよ、キャッシュが効いてくれるのでは…と期待して計測。
- スタンバイからの起動(Playstationにようこそまで)…11.7秒→11.7秒
変化なし… - DLソフトのNeed for Speed(ムービーまで)…15.7秒→13.9秒、12.4秒
微妙に早くなってる。2回目計測のほうが少し早い。 - ディスクのJust Cause3(スクエニロゴまで)…21.4秒→19.2秒、18.9秒
同じく少しづつ早くなっている。 - Just Cause3でファストトラベル試験1…23.5秒→20.3秒、19.1秒
- Just Cause3でファストトラベル試験2…25.6秒→19.7秒、17.9秒
…んー、「早くなった!」という実感はあんまりないけど、計測すると確かに早い。
個人的にはPS4ではSSHDの効果はあんまりないな、と感じる。大容量HDDでいいかも。